「安全・安心まちづくり女性フォーラム」は、1997年から3年間、全国の23地域で行われた。発案は建設省(当時)の官僚だが、女性たちが独自に自由な活動を展開。金は出したが口は出さなかった。
　最後のまとめの報告会を、全員参加のオリジナルミュージカルで発表。某官庁で培養された“まちづくり元気ウィルス”が人々にとりつき、各地でまちづくりが進む、というストーリー。活動内容と成果、思いを、それぞれ寸劇や漫才などにしてもらい、全国の女性住民と、行政、専門家たちが同じ舞台に立ち、歌って踊り、皆で考えた。
　さらに、直面している問題をどう解決するかのロールプレイも制作。参加した女性たちが、その後どう地域を変えたのかも描く。