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概要
「なぜ今、身近な戦争を伝えるのか」をテーマに、これまでに撮影してきた人々や自身の体験を、プログラム別に映像を交えて語った。 陸軍軍人だった祖父や軍医だった父。食卓で戦争の話題が当たり前だった。 アメリカのテロ対策学校への体験入学では、「何も考えずに本能的に撃ち、相手を瞬時に殺せ」と銃の打ち方を教わった。 1988年のアフガニスタンでの戦場体験。多くの死に出会う中で、自分自身の感覚が麻痺していく。死への慣れ。戦場の高揚感を感じてしまう。 長崎の被爆者・谷口稜曄さんとの出会い。70年間にわたって原爆を背負い続けた背中に触れながら、「生きていてくれてありがとうございます」と心の中で繰り返した。 今再び、戦争が身近なものにならないように…。
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